Apple Musicの精度ははっきり言って期待ハズレ



Apple MusicにはFor Youという機能があってユーザーが好みそうな曲をおすすめするというもので、サービス開始から10日が経ちそろそろアップルがいうところの精度が発揮されてもいい頃で、For Youのアルバムの顔ぶれはいかがだろうか。満足のいくものが出来上がっているだろうか。



昨日For Youの精度についてちょっと愚痴っぽく書いてみたところで、まだまだ不思議なApple Musicの精度の仕組みが少しだけ垣間見えてきた。


画像元 : Kirkville

これは「Apple Music’s For You Selections Are not For Me(For Youのセレクトは自分のためのものではない)」で述べられているのもで、きっと多くのユーザーのFor Youライブラリも例外ではなく起こっている現象ではないだろうか。

その現象とはFor Youのおすすめされている中にもうすでに自分のiPhone内に存在しているアルバムがおすすめとしてあるということで、この画像ではなんと4つのうち3つのアルバムがすでにiPhone内に存在しているにもかかわらず同じものがおすすめされていると。
こうも述べている。

Apple knows a lot about my musical tastes. It knows what I’ve bought from the iTunes Store, and it knows what’s in my iTunes library through its Genius feature. So it should get a lot better than that.

アップルはiTunes Storeから購入した曲やGeniusプレイリストを介しわたしのiTunesライブラリの中身を把握していて、わたしの音楽的な嗜好について多くのことを知っています。しかしこの精度はいかがなものでしょう。(だからもっとよりよくなければいけません。)


画像元 : Kirkville

そしてもうひとつ。昨日も書いたがLikeだけではなくApple MusicにUnlikeを伝える方法。ぼくはこのUnlikeはまだ使ったことはないけれど、Kirkvilleによれば「このおすすめはあまり興味ありません」を使ってもそのアルバムは特に消えることはないとのこと。
要するに「あまり興味がない」の”あまり”がミソで先日も書いたがブラックリスト入りになるわけではないのだろう。

まだある。それは長い長いメニューが、画面を埋め尽くすほどのメニューが表示されてしまうということ。

これはApple Musicユーザーの誰もがうすうす感づいていることでぼくもそれを読んで溜飲が下がる思いがした。サードパーティ製アプリでもなかなか見ることのない長いメニュー。

ちなみに「このおすすめはあまり興味ありません」はなぜかiTunesでは使えないようだ。

その人にとって自分がどのような特徴の音楽が曲が好きなのかということはあまりわかっていないようで、だからこそFor Youにその期待を丸投げしたかったわけだが、どうやらそう甘くはなかったということか。

つまりは昨日も書いたが、どうやらLikeやUnlikeなどFor Youの精度の基軸となるものは世界中のApple Musicユーザーから集められた選曲の平均が回って自分に帰ってきていると考えたほうがやはり自然ではないだろうか。

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